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後詰め

後詰め(ごづめ)とは

別動隊が敵の後背、または側面をついて敵を総崩れさせる戦術用語です。

日本のような狭い国土では大陸型の正面決戦よりも地形を利用したこの戦い方が多く、

野戦の多くではそれで勝敗を決します。

例えば関ヶ原の戦いなんぞは究極の後詰めです。

真正面で東西両軍が膠着しているところへ

西軍本陣の側面にいた一万の小早川軍が急に東軍に寝返って西軍本陣をつく。

崩壊しないわけがない。

古くは一の谷の戦い。

源平両軍が神戸方面で一進一退を続けているところに

源義経が率いる別働隊がひよどりごえで平家の側面を突き崩壊させた。

すべてこれ後詰め。

しかも失敗はあるものの、この後詰めは数的に劣勢でも勝利をもたらすことが多い。
 
 
な~にを言いたいかというと、

この後詰めをレラカムイ=北海道バスケットボールは応用できないもんかな?と

つくづく思います。

例えば5人を段階的に、でも実は総入れ替えをして攻め手を180度変えてみる方法とか、

前半二ピリはとにかくディフェンシブに徹して着実なゴールしか狙わずにいて

後半は鬼のように攻めまくるとか、

ひとりキーマンを3ピリ後半まで我慢して温存し、そこから爆発させるとか、

まあ、素人の浅はかさでそれが通用するとも思えませんが。

とにかくトヨタやパナソニックの側面を突く、虚をつく戦術は絶対にあるはずです。

それにはスターティングファイブをおとりにするくらいのコペルニクス的回転が必要なんですけどね。

アイシンに対しても。
 
 
 
案外、スポーツと軍略との関係を突き詰められることがないけど、

これはTPOを置き換えれば密接なもの、

というか同じものなんですね。

例えば女子バレーの日本代表が世界のトップクラスにのし上がってきたのも

真鍋監督がアイパッドを使って現在進行形のスカウティングからのID采配をふるえたせいであって、

これは最新の機器という材料があるものの

「己を知り敵を知らば百戦危うからず」

孫子の兵法の具現化なのですね。

いまやデータ分析などは高校生でも当たり前になっていますが、

真鍋ジャパンは情報収集と分析、決断に即時性というエッセンスを加えた。

それが故の結果なんです。
 

さて、今のレラカムイ=北海道バスケットボールクラブには何が必要なんでしょう?
 
スカウティングといえば金田HCの十八番なはず。
 
ただ、情報収集、分析、采配、それぞれは別物ですね。
 
敵の特性、コンディションはわかりました。

これをどう味方の力とかみ合わせるか。

誰を使うかどれくらい使うか。
 
結局は采配しだい。

HC!頼みます。

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コメント

はよしさん。
北海道BCのウェブサイトにあった、柏倉選手のコメントどおりなのですが、2日間同じパターンで岡田、渡辺、正中3選手の3Pにやられてました。上からスクリーンをかけて彼らが外に動いてノーマークを作る(その前にいろいろやっているから、言うほど単純じゃありませんが・・・)のに対応できなかったんですね。スクリーンプレーに対応できないというのは、東芝戦で道新さんにも書かれてますが、他チームはそこをスカウティングしてついてきているってことですかね。北海道BCはスカウティングするビデオも買えてるのでしょうか・・・でも、一番の薬は、運営会社の手が上がって、選手が来年も札幌でプレーするんだって気を落ち着かせられることでしょう。プロだから、状況に関係なくプロのプレーを見せろというのは正論ですけど・・・

投稿: クリムゾンタイド | 2011.02.16 11:18

クリムゾンタイドさん、
目標を見失っている事はないと思うんですが、
モチベーションが上がらなないままっていう事はあるかも、ですね。
まだまだ平常心には遠いのかな。

投稿: はよし | 2011.02.16 18:50

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